心療内科は、心身のストレスが影響して体に起こる病気を診療する内科です。

症状を和らげるための薬物療法だけでなく、症状の原因となるストレス因子に対して、環境調整や心理カウンセリング、対人スキル訓練など、カウンセリングや精神科ショートケアプログラムを用いて、症状改善や再発を防ぐための治療を行います。

腹痛や頭痛などの身体各所の慢性的な痛み、発熱など、内科で検査をしても異常がなく、薬による治療でも改善しない場合は、ストレスが原因のこともあります。

お困りの方はお気軽にご相談ください。月~土曜に4名の専門医が対応致します。

診療対象

  • 摂食障害(拒食症、過食症)
  • 不登校、ひきこもり
  • 不眠症
  • ストレスの影響を強く受けている内科的疾患(高血圧、糖尿病、慢性疼痛、気管支喘息、過敏性腸症候群、等)
    ※心身症以外にも下記のような疾患の診療もしております
  • 気分障害(うつ、双極性障害)
  • 適応障害
  • パニック障害、社会不安障害、強迫性障害
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • DVや虐待に伴う心身の症状
  • 社会不安障害の方のためのコミュニケーション訓練プログラム
  • うつ病や双極性障害のため休職した方の復職支援プログラム(うつ病リワークプログラム)

このような症状がありませんか? 心療内科にご相談ください

  • 眠れない、眠りが浅くなった
  • 腹痛や下痢、便秘がつづく、交互に繰り返す
  • 人前や、人中に入ると、緊張し話せない
  • 気持ちが落ち込んで何もしたくない
  • 好きな事が楽しく感じない、するのも億劫
  • 考え事をして胃がキリキリ痛む、食欲がない
  • 頭痛・動悸・めまい等がしょっちゅうあるが、検査しても異常がないと言われる
  • 学校・職場に行く前になると体調が悪くなる
  • ショックな出来事があり、思い出すのも怖く眠れない
  • ぼーっとして頭が働かない

デイケア・ショートケアプログラム

当院は2010年からショートケアをスタートし、病気により休職・離職した方が、スムーズに復帰し再発なく過ごすための復職支援プログラム(うつ病リワークプログラム)も行っています。

現在は「武井内科クリニック ショートケア・デイケアそらいろ」で下記のプログラムを行っています。プログラムは院長の指導のもと、経験を積んだカウンセラーが行います。薬物治療に加えてプログラムに参加していただくことで、治療効果が高まります。

コミュニケーション訓練プログラム

社会不安障害や発達障害等が原因で、人間関係に困難を抱えたり、引きこもり状態の方々を対象にしたショートケア(3時間のプログラム)です。対人スキルの向上を目指して、毎週土曜に実施しています。プログラムではグループ活動を行い、疾病に対する理解を深め、対人関係やストレスへの対処法を身につけていきます。また、参加者で軽いスポーツやレクリエーションを通して、対人コミュニケーションスキルの訓練につなげることもあります。

うつ病リワークプログラム

2010年より開始し、10年以上取り組んでおります。気分障害(うつ病、双極性障害、等)を発症した就労世代の方々が、復職できるように支援するためのショートケア・デイケアです。職場にスムーズに復帰できるよう、様々なリハビリテーションを行います。

現在は、週5日(月・火・水・金・土)のプログラムを実施しています。プログラムに参加するためには、まず定められた時間に通院することが、復職の第一歩になります。
プログラムでは、オフィスワークや軽作業、グループワークを行いながら仕事に慣れるとともに、復職してからうつ病を再発しないための疾病教育や、認知行動療法などの心理療法が行われます。当院は、日本うつ病リワーク協会に所属し、定期的に情報交換を行い、新しい知見を導入しています。

スマイルグループ

うつ等のストレスと関連した疾患のある中年以降の女性を対象として、認知行動療養やヨガを取り入れた集団療法をおこなっています。